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COLUMN快眠コラム

快眠のために、夕方の体温を上げましょう。

人の体温は、早朝が最も低く、夕方に向けて高くなります。体温と睡眠は、体内時計を通じて相互に影響を与えあっているため、満足のいく睡眠のためには、体温を上手にコントロールすることが大切です。
今回は、快眠のための”夕方の過ごし方”についてお話します。

軽い運動をしましょう!

体内時計が作用することによって、何もしなくても夕方には体温が上昇します。しかし、体温が高くなる夕方に運動をしてさらに体温を上げておくと、夜に体温が急激に下がって、ぐっすり眠ることが出来ます。運動習慣がある人は、眠りの満足度が高い傾向が見られるそうです。ウォーキングやヨガ、水泳など、運動習慣を持ちましょう。

階段を利用して、運動不足解消!

仕事をしていて運動の時間が取れない場合は、できるだけ階段を使うだけでも運動量が違ってきます。階段の昇り降りの運動量はジョギングをするのと同じくらいと言われていて、ダイエットにも役立つので、気になる方はぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

歩く時は、"歩幅"を意識

また、歩くときに歩幅を広げるだけでも運動量がアップします。5cm広げると、運動量は1.5倍にもなるほど。股関節がやわらかくなって、冷えの予防にもつながりますから、ぜひ、チャレンジしてみてください。

まとめ

厚生労働省の調査で、日本人の約20%が不眠で悩んでいるというデータもあるほど、満足のいく睡眠をとるのが難しくなっているのが現状のようです。
睡眠のために運動しなければ!と気負うのではなく、体温のリズムと睡眠には関係があることを知って、日々の生活の中で少し心がけて行動するだけで、ずいぶん違ってくるはずですよ。